研究課題/領域番号 |
23401016
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 聖泉大学 (2012-2014) 京都市立看護短期大学 (2011) |
研究代表者 |
磯邉 厚子 聖泉大学, 看護学部, 准教授 (40442256)
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研究分担者 |
植村 小夜子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (10342148)
伊藤 良子 京都市立看護短期大学, 准教授 (20300238)
三木 真知 京都市立看護短期大学, 教授 (20190613)
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連携研究者 |
後藤 玲子 一橋大学, 経済研究科, 教授 (70272771)
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研究協力者 |
OFFIYAR Thevar Sri Lanka, Wanarajah estate, Midwife
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 潜在能力アプローチ / 福祉的自由 / スリランカ / 健康格差 / 農園地域 / 母子保健 / 栄養不良 / 包括的アプローチ |
研究成果の概要 |
潜在能力アプローチは、本人が価値をおく生を生きるうえで不可欠な諸機能(行い・在りよう)の達成可能性に着目する。スリランカの農園地域の2008年からの調査では妊婦の痩せや低出生体重児、5歳未満児の低体重や発育阻害が高率にみられた。教育やインフラの低水準、地域資源の分配の偏在、女性の労働や家庭生活における資源の不平等等、母子の福祉(well-beings)の機能が乏しかった。母子の課題解決には、多様な民族を抱合する保健システム、治療よりもリスク予防重視、人の成長発達に応じた栄養管理、コミュニティの自立の機会の保障、民族差別の撤廃等、多岐に渡る政策分野を含んだ重層的、包括的なアプローチが必要である。
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自由記述の分野 |
国際看護学
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