研究実績の概要 |
最終年度である本年度は、これまでの調査で収集したデータと分析を終わらせ、成果発表をすることに専念した。
KSLに関する成果の発表の場として、2015年8月に行われたWOCAL8: World Congress of African Linguistics 8(京都大学にて開催)において、手話研究の分科会を立ち上げた。そこで、共同研究者とともに、研究発表をおこなった。また、その発表をもとに論文 'Is Kenyan Sign Language a sister language of ASL?- An analysis of language nativity through comparison between KSL and ASL’,(Miyamoto Ritsuko, Soya Mori 2015)を執筆し、『手話学研究』第24号(日本手話学会)において公刊した。
FSLに関しては、音韻的側面に焦点をあて、日本手話学会第41回大会にて「FSLは,どのようにASLと異なるか?-強調形にみる音韻の違いから見た考察-」(森 壮也)を発表した。
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