研究課題/領域番号 |
23401027
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
史学一般
|
研究機関 | 都留文科大学 |
研究代表者 |
伊香 俊哉 都留文科大学, 文学部, 教授 (80347369)
|
研究分担者 |
永井 均 広島市立大学, 広島平和研究所, 准教授 (40347620)
林 博史 関東学院大学, 経済学部, 教授 (80180975)
芝 健介 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (00138140)
内海 愛子 大阪経済法科大学, アジア太平洋研究センター, 教授 (70203560)
|
キーワード | 戦犯 / 戦争犯罪 / 戦犯裁判 |
研究概要 |
研究計画に基づき、大要以下の調査を実施した。 伊香俊哉:イギリス公文書館で、戦争犯罪・戦時国際法をめぐる国際会議紀禄・連合国戦争犯罪委員会極東分会・戦犯裁判関係の資料を収集した。台湾国史館で戦犯裁判・戦争被害関係の資料を収集した。 永井均:フィリピン国軍(ケソン市)、ロペス博物館・フランシスコ修道会・ロペス博物館などで戦犯裁判関係資料を収集した。マニラ・京都・神戸でキリノ大統領遺族や元戦犯死刑囚などへのインタビューを実施した。 林博史:イギリスにおいて、国立公文書館にてイギリスならびに連合国のよる戦争犯罪に対する政策関連文書を収集した。またフィリピンにおける米軍による戦争犯罪捜査資料を読み解き、マニラ戦における戦争犯罪を米軍がどのように追及したのかをまとめた。 芝健介:ドイツのイェーナ大学20世紀史センターベルリン・リヒターフェルデ連邦公文書館・ベルリン国立図書館・コーブレンツ連邦公文書館・バイエルン州立ニュルンベルク公文書館・マールブルク大学戦争犯罪裁判調査記録セソター・ルートヴィヒスブルク・ナチ犯罪究明本部での戦犯裁判関係資料調査を実施した。 内海愛子:新潟市を中心とする捕虜収容所を訪問し、現地の研究者と情報交換をした。岩手の奥州私立斉藤実記念館・奥州市立後藤新平記念館、韓国の国会図書館・映像映像博物館・国家記録院などでの資料調査を実施した。 また福永美和子が研究協力者としてドイツの連邦文書館(コブレンツ)での戦犯裁判関係資料調査を実施した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
基本的に計画通り・に研究代表者及研究分断者が資料調査活動を展開でき、資料集の成果を上げることができた。
|
今後の研究の推進方策 |
当初の計画通りに、アメリカ、イギリス、カナダ、フィリピン、ドイツ、台湾、中国などでの資料調査・収集活動を進める。
|