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2014 年度 実績報告書

全斗煥政権期のオーラルヒストリー調査

研究課題

研究課題/領域番号 23402015
研究機関神戸大学

研究代表者

木村 幹  神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)

研究分担者 金 世徳  芦屋大学, 教育学部, 准教授 (80600098)
浅羽 祐樹  新潟県立大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (70403912)
田中 悟  神戸大学, その他の研究科, 准教授 (90526055)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワード韓国 / 第5共和国 / 民主化 / ナショナリズム / 日韓関係
研究実績の概要

5月に全体の研究会を開催した後、その決定に従って、研究代表者及び研究協力者が数字にわかる聞き取り調査を行った。また、韓国国内の政治的事情の変化により、聞き取り調査を巡る環境が悪化したことをも踏まえ、聞き取り調査の対象を、第5共和国時の政治家や官僚、さらにはジャーナリストのみならず、当時の日韓関係に関わる運動を展開した人々にも広げ、平成27年度の最終調査に対する準備を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

韓国国内においては、第5共和国時の政治家の不正を巡る追求が激化しており、そのために当時の直接的な関係者に対するインタビューに関する制約は増加している。しかしながら、その聞き取りのターゲットをジャーナリストや運動家にも広げた結果、当時の状況に関わるより多面的な聞き取り調査を行うことに成功している。

今後の研究の推進方策

平成27年度は最終年度であり、研究のとりまとめに向けての作業を行う。このために年1度の全体会議を11月頃をめどに行うとともに、この全体会議に向けた最終聞き取り調査を遂行する。また、研究代表者の木村はこの成果を利用した出版を行うべく、出版社等の最終作業を行う。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 国際紛争化以前の韓国における慰安婦問題を巡る言説状況2015

    • 著者名/発表者名
      木村幹
    • 雑誌名

      国際協力論集

      巻: 第22巻第2号 ページ: 1-25

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 第一次歴史教科書紛争から「克日」運動へ:全斗煥政権期の対日観の変化についての一考察2014

    • 著者名/発表者名
      木村幹
    • 雑誌名

      国際協力論集

      巻: 第22巻1号 ページ: 1-27

    • オープンアクセス
  • [図書] 日韓歴史認識問題とは何か2014

    • 著者名/発表者名
      木村幹
    • 総ページ数
      280
    • 出版者
      ミネルヴァ書房

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公開日: 2016-06-10  

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