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2014 年度 研究成果報告書

経済危機とトランスナショナリズム:ペルー人の移民戦略をめぐって

研究課題

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研究課題/領域番号 23402043
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 社会学
研究機関徳島大学

研究代表者

樋口 直人  徳島大学, 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (00314831)

研究分担者 稲葉 奈々子  茨城大学, 人文学部, 准教授 (40302335)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワードデカセギ / 日系人 / 帰還移民
研究成果の概要

本研究を通じて、290名のペルー系移民に対して聞き取りを行った。これは、研究計画で予定されていたリーマンショックだけでなく、東日本大震災の影響でペルーに帰国した移民も多く含まれる。こうした移民の多くは、予期せぬ失業や原発事故により帰国しており、その意味で貯蓄やペルーでの仕事、子どもの教育といった準備ができていないことが多い。研究機関を通じて家族形態が流動化し、父親だけデカセギ、子どもの一部と父親が再度の渡日、四世の子どもの再入国許可期限が切れて日本に日系人として渡航できなくなる、といったことが2014年度に生じていた。

自由記述の分野

社会学

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公開日: 2016-06-03  

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