研究課題/領域番号 |
23402044
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
秋庭 裕 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (40222533)
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研究分担者 |
川端 亮 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00214677)
稲場 圭信 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (30362750)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | SGI-ITALIA / SGI-UK / SGI-USA / 創価学会 / 日本型新宗教 / 日蓮仏教 / SGI Buddhism / 現世的救済観 |
研究成果の概要 |
5年間の本課題調査研究で、アメリカ・イギリス・イタリアにおいて9回実査を行った。得られた仮説は以下のとおりである。 以前のアメリカ調査研究で得られた「2段階の宗教現地化」仮説は、ヨーロッパにおいては「跛行的」であることを見出した。それは、日蓮仏教(SGI)という外来宗教を受容する現地の、社会状況(経済的・階層的・文化的・地域格差の存在の有無)、SGIの教団組織の特徴(非営利団体・社会貢献的目標)などの要素が複合的に作用し、キリスト教とは対照的な現世的救済観、魅力的な日本人リーダーの存在などと相まって、多様な(しかし、モデル構成可能な)パターンを描くことが説明できる。
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自由記述の分野 |
宗教社会学
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