研究課題/領域番号 |
23402053
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研究機関 | 放送大学 |
研究代表者 |
大曽根 寛 放送大学, 教養学部, 教授 (40203781)
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研究分担者 |
引馬 知子 田園調布学園大学, 人間福祉学部, 教授 (00267311)
高橋 賢司 立正大学, 法学部, 准教授 (60386513)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 障害者 フランス ドイツ EU / 雇用 フランス ドイツ EU |
研究実績の概要 |
2015年度は、本研究の第5年度目に当たり、5年計画の最終年に当たる。 この研究の総まとめをするために、共同研究者のグループである「EU障害者雇用研究会」の名で2015年9月26日、放送大学において「EU障害者雇用セミナー2015」を実施した。このセミナーは、副題を「EU・ドイツ・フランスにおける障害者雇用・就労の近未来」とし、障害者雇用・就労に関する、EUとドイツおよびフランスの相互関係を分析しようした。 研究課題は、「障害をめぐるEUの政策と各国の相互作用に関する国際比較研究-社会的包摂に向けて-」であり、EUと加盟国の相互作用をも分析することを目的としていたのであるが、ヨーロッパの障害者雇用・就労の現状と課題を広く日本の方々に知っていただくために、あえて「EU・ドイツ・フランスにおける障害者雇用・就労の近未来」との表題とし、セミナーにおけるレポートの内容を中心としながらも、本研究で得られた知見を総まとめした報告書を作成した。 大曽根寛教授は、本研究の代表者としてプロジェクトの企画・運営を担当するとともに、ドミニク・ヴェルシュ教授の講演内容等を含めフランスの情報を整理し、最終報告書のうち、第1章「研究の問題意識と研究計画」、第4章「フランスの障害者政策」(ドミニク・ヴェルシュとの共著)、第5章「総括と提言」の執筆を担当した。 また、分担研究者・引馬知子教授は、EUの共通政策の最新の内容を確認し、各国の政策との関係、ヨーロッパのNGO等との関係など、本研究の核心的な部分についての調査研究を行い、最終報告書では、第2章「EUの障害者政策」の執筆を担当した。 さらに、分担研究者・高橋賢司准教授は、ドイツにおける社会的企業のあり方や支援付き雇用に関して調査を続け、またEUとドイツの相互関係に関する資料の分析を行い、最終報告書では、「ドイツの障害者政策」の執筆を担当した。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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