研究課題
2012年度までに開発した衛星(ALOS)によるハイナ川河口部のクロロフィルa濃度(Chl-a)および懸濁物質濃度(SS)マッピング手法を2013年9月の現地調査(分光反射率/水質データセット取得)によって検証した.その結果,ハイナ川付近のChl-aはALOS Band3(赤)とBand4,SSはALOS Band4によって定量可能であることが検証され,これにより 継続的に衛星による汚染物質の流動の一端をモニタリングすることができるようになった.ドミニカ共和国の首都サントドミンゴ南岸域のカリブ海を対象として,海洋環境シミュレーションモデルを構築した.また,主要河川から流出する汚濁物質を追跡するために,汚濁粒子と縣濁物質濃度SSの移流拡散シミュレーションモデルを組み込んだ.その結果,対象期間における同海域の特徴は,潮位振幅約0.3m,潮位流速約0.03m/s,その卓越方向は南西方向であることが分かった.また,同結果を理論計算および衛星データと検証し,概ね妥当であることを確認した.
25年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2014 2013
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