研究課題
本研究は、「A:2004年スマトラ沖津波被災地の復興の検証」と「B:都市の津波リスク評価手法の提案」の2つの大テーマと5つの小テーマにより構成される。平成27年度は、Aの中で、スリランカにおける被災者へのアンケート調査をまとめ、生活再建策の検証を行った。また、スリランカ、タイ、インドネシア被災地における現在までの復興過程と復興状況を視察し、報告書等にまとめた。これらの調査により、スマトラ沖地震による都市復興上の課題を明らかにした。さらに、事情の異なる各国被災地のとってきた都市津波復興計画を整理し、都市復興計画のメニューとして体系的に提示した。Bについては、津波リスクについて国際会議等で議論を重ね、評価手法を提案するとともに気候変動の影響と考えられる2013年のスーパー台風ハイエンによるフィリピン沿岸部の高潮被害リスクに関する分析結果について考察を進めた。最終年度にあたる今年度はこれまでの研究成果を論文かつ国際および国内学会において広く発表した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 図書 (1件)
日本建築学会計画系論文集
巻: 81 ページ: 未定
2016年度日本建築学会大会(九州)学術講演梗概集F-1
巻: 1 ページ: 未定
日本地震工学会誌
巻: 26 ページ: 25-28
Proceedings of the 14th International Symposium on New Technologies for Urban Safety of Mega Cities in Asia
巻: 13 ページ: 6p
2015年度日本建築学会大会(関東)学術講演梗概集F-1
巻: 1 ページ: 441-442
Journal of Japan Association for Earthquake Engineering
巻: 15 ページ: 32-48