研究課題/領域番号 |
23405009
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
曽田 貞滋 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00192625)
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連携研究者 |
千葉 聡 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (10236812)
高見 泰興 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (60432358)
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研究協力者 |
森井 悠太 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 博士後期課程
林 成多 ホシザキグリーン財団, 主任研究員
リャン ホンビン 中国科学院動物学研究所, 准教授
カラギャン ガヤネ アルメニア科学アカデミー, 研究員
秋山 和俊 神戸大学, 発達科学部, 学部生
金 重洛 大韓民国 Uiduk University, 教授
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 適応 / 採餌形態 / オサムシ / 陸貝 / 種多様性 / 適応放散 |
研究概要 |
貝食性オサムシ亜族における巨頭化,狹頭化といった採餌形態の多様化と,陸貝相の対応関係を明らかにするために,中国,韓国,アルメニア,モロッコにおいて野外調査を行った.中国内陸部には,多様な形態の貝食性オサムシ亜族と陸貝(有肺類)が生息するが,巨頭型のオサムシ亜族が生息するのは,小型のオナジマイマイ科陸貝が豊富な場所であった.また,巨頭型・狹頭型のオサムシ亜族が共存する場所では,オナジマイマイ科の種間で著しい形態の多様化がみられ,捕食圧によって,陸貝の適応放散が起こったことが推察された.
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