研究課題/領域番号 |
23405016
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
自然人類学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
松本 晶子 琉球大学, その他部局等, 教授 (80369206)
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研究分担者 |
河村 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
井原 泰雄 東京大学, 大学院理学系研究科, 講師 (90376533)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 配偶者選択 / アヌビスヒヒ / 発情同期/さけあい |
研究成果の概要 |
メスの発情が同期したり、避けあったりするのは、植物・動物を問わず広く見られる現象である。アヌビスヒヒではオスによる養育行動は重要でないため、メスは発情を避けあって、配偶者を厳しく選択すると予想できる。 そこで、本研究は野生のアヌビスヒヒを対象に、メスが発情期間を避けあうのか、避けあうならばそれはなぜかを解明することを目的とした。新たに作成したシミュレーション方法を作成し、長期的な行動学的観察データを分析したところ、メスたちがランダムに発情していたことが認められた。そのため、交尾をめぐるオス間競争は強いとはいえず、社会順位の高いオス(1位と2位)が半数の子どもの父親になったにとどまっていた。
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自由記述の分野 |
Biological anthoropology
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