研究課題/領域番号 |
23405033
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
石松 惇 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環シナ), 教授 (00184565)
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研究分担者 |
岩滝 光儀 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (50423645)
和田 実 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 准教授 (70292860)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 国際研究者交流 / ベトナム / メコンデルタ / 生態 / Mudskipper / 養殖 |
研究実績の概要 |
ベトナム南部を中心として大規模に養殖されているMudskipper類の1種Pseudapocryptes elongatusの再生産生態に関する調査を、2014年8月に行った。Bac Lieu省の調査地では稚魚を地元業者から買い上げて、ミトコンドリアDNA分析による種判定に用いた。また、メコンデルタの他地域でも調査を行い、Bac Lieuで混獲されていると思われるParapocryptes serperasterの親魚を採集し、種判定のためのDNA情報を得た。 DNA分析の結果、Bac Lieuで漁獲されている稚魚は、Pseudapocryptes elongatusとParapocryptes serperasterの2種がほとんどであることがわかった。両種は頭部における黒色素胞の分布、および尻鰭基部での黒色素胞の有無によっても判別できた。また、尻鰭の体長に対する割合もP. elongatusのほうが有意に短い。これらの結果についての予報は、2014年4月にベトナム・カントー大学で開催されたシンポジウム「International Conference on Aquaculture and Environment: A focus in the Mekong Delta, Viet Nam」で口頭発表を行った。さらにこの研究結果については、原稿にまとめ、現在Environmental Biology of Fishesに投稿中である。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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備考 |
「石松研究室」の「べトナム写真館」で本科研費調査に関する最新情報を写真とともに随時公開している。
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