研究課題/領域番号 |
23406004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
鳥羽 陽 金沢大学, 薬学系, 准教授 (50313680)
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研究分担者 |
早川 和一 金沢大学, 薬学系, 教授 (40115267)
亀田 貴之 京都大学, エネルギー科学研究科, 准教授 (50398426)
唐 寧 金沢大学, 薬学系, 助教 (90372490)
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研究協力者 |
SIMPSON Christopher D. ワシントン大学(米国), 准教授
CHETIYANUKORNKUL Thaneeya チェンマイ大学(タイ), 助教
LI Jun Dong 瀋陽市疾病預防控制中心(中国), 主任
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | バイオマーカー / 大気汚染 / アジア / 有害化学物質 / 曝露評価 / PM2.5 / 国際研究者交流 |
研究成果の概要 |
近年発展著しいアジアの国々では,大気環境が年々悪化し,今後様々な疾患の増加が懸念される。大気汚染物質の曝露量や発生源などの環境要因を解明することは,健康影響のリスク評価に重要である。そこで尿中に排泄される汚染物質由来の生体指標(バイオマーカー)を開発し,大気汚染の特徴の異なるアジア地域の住民を対象に曝露量や発生源について解析してバイオマーカーの有用性を評価した。タイ山間部の農村における被験者集団の多環芳香族炭化水素類への高濃度曝露がバイオマーカーの測定により明確になり,家屋内での調理による木材燃焼煙への曝露が原因であることが判明したことから,確立したバイオマーカーの有用性が証明された。
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自由記述の分野 |
生体分析化学
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