23年度三日熱マラリアによって男児童の体重が少ないのはアンバエ島での栄養状態が悪いと考えるのが妥当である。24年度児童が強い発熱(38.5℃以上、振戦、冷汗等)を起こしたとき、保健師の居るヘルスセンターに1割行くことが殆どで有り、ここでマラリアと抗マラリア剤の投与と薬の持ち帰りが行われる。蚊帳使わない家庭が10%居り,減らす必要がある。25年度マラリア対策を行うことによって、労働力が増加し、村の安定は期待できると酋長らは認識している。しかしアンバエ島では、物々交換を継続することが前提としており、蚊帳の値段は高く,物々交換は難しい。酋長たちは資本主義的な経済発展を望んでないことが分かった。
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