研究課題
今年度、ワークフロー言語機能の一部として、サーバどうしが相互にそのポリシーを交換して評価しあうポリシー評価パートの設計と実装を行った。他補助金とともに実施した認証+プライバシー保護機能と合わせることで、ワークフロー記述のためのコンポーネントの開発をおおむね終了することができた。これらは、Webサービスアーキテクチャの枠内で実装できるようにXMLをベースとしており、構成数の削減のためにXSLTを利用してRESTfulな形にすることができた。さらに、従来自然言語で記述され、機械処理にはハードルの高かったポリシー文書のXML化およびDTDの提案をPKIのCP/CPSおよびプライバシーポリシーに対して試み、一部成功した。具体的にCP/CPSのXML化では約285要素、165属性、Kantaraの標準ラベル対応のプライバシーポリシーでは25要素、29属性という規模になった。さらにこれらが動作するためのトラストモデルについて検討した。結果として、ワークフローが実効的に動くためのトラスト面からの解析が必要であることを明らかにした。さらに、実際のaccess federation内でのポリシーメーキングについて検討を重ねた。「学生証を提示する」モデルのオンライン版の実装のためのポリシーメーキングと、ワークフローのためのコンポーネントの設計と実装ができた。
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