研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的である「一つの汎用手順で異なる臓器領域を医用画像から自動的に抽出すること」を概ね達成した.そして,本研究が推進している「画像処理の手順設計を観察者の経験の依存から計算機の機械学習への変更」という方向性が正しく,医用画像からの臓器自動抽出問題の解決に有効であることを明らかにした.「十分な画像データと厳密な事前準備があれば、比較的単純な処理手順でも良い抽出結果を出せる」と結論を付けても良い.さらに本研究が考案した「数十秒で臓器の自動抽出を完成できるアルゴリズム」を実装し,その性能を検証した.実際に体幹部CT画像から1分以内で腎臓,脾臓などの主要な臓器の自動抽出が可能であることを示した.
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Radiological Physics and Technology
巻: (in press)
10.1007/s12194-014-0261-6
Computerized Medical Imaging and Graphics
巻: Vol.36, No.4 ページ: 304-313
10.1016/j.compmedimag.2011.12.004
http://www.fjt.info.gifu-u.ac.jp