研究課題
基盤研究(C)
本研究では、特に、ユーザが手で触る対象となる3次元仮想物体の表現については重点的に研究開発を行った。仮想世界において3次元仮想物体は主にポリゴンで表現されるが、ポリゴン数が多くなると処理時間も増加するため、実時間処理を必要とする力覚インタラクションの適用が困難となる。これまでの研究では、物体表面の凹凸をテクスチャで表現することで、物体を構成するポリゴン数を減らして処理時間の増加を抑えている。しかし、従来法では物体がポリゴンの2箇所以上を同時に触れた場合に対応できないため、インタラクションが困難である。そこで、複数の画素それぞれに格納した情報を統合する複数画素参照法を提案した。
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電子情報通信学会論文誌A
巻: Vol. J96-A, No. 8 ページ: 582-589