研究課題/領域番号 |
23500141
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
坂口 嘉之 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 研究員 (50425021)
|
研究分担者 |
田中 弘美 立命館大, 情報理工学, 情報理工学 (10268154)
脇田 航 立命館大学, 情報理工学部, 助教 (80584094)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
キーワード | 一般化二色性反射モデル / CG / BRDF / 表面下散乱 |
研究概要 |
織物は、極細い短繊維から構成される糸が、経糸と緯糸として複雑に絡み合ってできているために、その見え方をCG表現することは容易ではない。織物のような複雑な構造でも、数値計算で画像化するために、新しい反射モデルの研究を行った。実験では、ミクロレベルの織り構造が見えるまで拡大したスペクトル画像を測定した。また、反射のダイレクト成分とグローバル成分を分離するためにパターン光投影も行った。実験の結果、織物の直接反射成分は、わずかに光源色を含むものの、その大部分が物体色を帯びていることがわかった。これは、光源からの光が糸の内部を通過して反射する、表面下散乱が起きているためだと考えられる。
|