研究課題/領域番号 |
23500151
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
山崎 敏正 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50392163)
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研究分担者 |
井上 勝裕 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (00150516)
前田 誠 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 助教 (00274556)
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キーワード | サイレントスピーチ / BCI / 脳波 / BP / ICA / ECDL / Broca野 / HMM |
研究概要 |
サイレントスピーチを利用したBCIとして、以下の2つのフェーズから成る仕組みを提案した。発話時の脳波と音声信号を計測した。脳波のBP(運動準備電位)成分にICAとECDLを適用し、ダイポールが主にBroca野に定位された独立成分を抽出し、音声信号をスペクトログラムに変換し、特にF1とF2に注目した。抽出された独立成分とスペクトログラムの関係をKalman filterによって学習した(learning phase)。サイレントスピーチ時に計測された脳波をKalman filterに入力し、スペクトログラムを推定した(decoding phase)。その結果、当初の計画通り、被験者10名で脳波のみからサイレントジャンケンを正しく認識出来た。更に、HMMを利用することにより、上記の仕組みを使って、母音の推移が同じ”はる”と”なつ”を識別できた。
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