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2014 年度 実績報告書

サイバー・フィジカルシステムのためのスケーラブルなセマンティックサービス基盤技術

研究課題

研究課題/領域番号 23500199
研究機関独立行政法人情報通信研究機構

研究代表者

岩爪 道昭  独立行政法人情報通信研究機構, ユニバーサルコミュニケーション研究所, 統括 (80319756)

研究分担者 兼岩 憲  電気通信大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (00342626)
小林 一郎  お茶の水女子大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (60281440)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードビッグデータ / セマンティックウェブ / Open Linked Data / 大規模分散データストア
研究実績の概要

サイバー・フィジカルシステムにおいては、当研究課題が対象にしてきたオープンリンクドデータ等のネット上の情報だけでなく、センサーネットワーク等からの実世界情報の収集・蓄積と活用のためのサービス化が重要である。このようなデータは、生成速度が速く、また構造化されていないため、従来のバッチ処理型のアプローチでは対応が困難である。そこで、このような大規模なストリームデータをメモリ上でリアルタイムまたは準リアルタイムに解析し、再利用可能な形で構造化、永続化するためのデータベース技術が不可欠である。またそれらを実際に稼働させるためには計算機基盤も従来のハードディスク主体のストレージ装置では不十分であり、メモリやSSD等の低レイテンシーなストレージを搭載した計算機が不可欠である。このような背景から、平成26年度は、研究代表者の所属機関で平成25年度末に導入した最大主記憶14Tバイトの大規模共有メモリサーバーを含む大型計算機設備を用い総合実証実験を行った。平成25年度末までに取り組んできたインターネット上のWeb情報、Open Linked Dataに加え、降雨レーダのデータを想定したインメモリデータベースの実証検証を行い、その成果をSNPD2014およびMidArch2014にて研究発表した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Benchimarking In Memory Database Using the Distributed Key-Value Store for Constructing a Large Scale Information Infrastructure2014

    • 著者名/発表者名
      Michiaki Iwazume, Takahiro Iwase, Koji Tanaka, Hdeaki Fujii
    • 学会等名
      MidArch 2014: The 8th IEEE International Workshop on Middleware Architecture in the Internet
    • 発表場所
      スウェーデン王国ヴェステロース市・アロスコングレスセンター
    • 年月日
      2014-07-21 – 2014-07-25
  • [学会発表] Big Data in Memory: Benchmarking In Memory Database Using the Distributed Key-Value Store for Machine to Machine Communication2014

    • 著者名/発表者名
      Michiaki Iwazume, Koji Tanaka, Makoto Hijiya, Takahiro Iwase, Hideaki Fujii, Hiroshi Haraguchi
    • 学会等名
      15th IEEE/ACIS International Conference on Software Engineering, Artificial Intelligence, Networking and Parallel/Distributed Computing (SNPD 2014)
    • 発表場所
      米国ネバダ州ラスベガス市・ハラーズカジノホテル会議場
    • 年月日
      2014-06-30 – 2014-07-02

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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