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2016 年度 実績報告書

大学図書館の学習支援空間における人材育成プログラム・モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 23500296
研究機関筑波大学

研究代表者

呑海 沙織  筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (60523173)

研究分担者 溝上 智惠子  筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (40283030)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2017-03-31
キーワード学習支援 / 大学図書館 / ラーニング・コモンズ / 学生アシスタント
研究実績の概要

本研究の目的は,学習支援空間における学生アシスタントの意義を明らかにし,その育成プログラム・モデルを構築することである。北米の大学図書館では,1990年代頃より,学習支援に焦点をあてた新しいタイプの学習支援空間が提供されており,特に2000年代以降,日本においても広がりを見せている。学習支援空間の構成要素は,(1)施設・設備,(2)資料,(3)人的支援に大別することができる。本研究では,人的支援に着目し,なかでも学習支援空間の質的向上のカギとなる学生アシスタントに焦点をあて,その意義を明らかにすることとした。
本研究では第一に,ラーニング・コモンズやインフォメーション・コモンズなどの学習支援空間および学習支援空間における学生アシスタント活用の国内外のグッドプラクティスの収集および評価を行った。例えば,OECDのラーニング・コモンズに関する調査対象館(McMullen, Susan (2008). US Academic libraries: today’s learning commons model. PEB Exchange, OECD)や,準専門職とされる「ピア・ヘルパー」とよばれる学生アシスタントを導入しているゲルフ大学などの先進事例を対象とし,分析を行った。第二に,日本の大学図書館(短期大学および高等専門学校に付置される図書館を含む)を対象として質問紙調査を実施することによって,日本の大学図書館における学習支援空間および学生アシスタントの実態を明らかにするとともに考察を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 大学図書館における学生アシスタントの役割と意義2017

    • 著者名/発表者名
      顧雅威,呑海沙織
    • 学会等名
      日本図書館研究会
    • 発表場所
      大阪学院大学(大阪府吹田市)
    • 年月日
      2017-02-18 – 2017-02-18
  • [図書] 大学図書館の学習支援空間における人材育成プログラム・モデルの構築2017

    • 著者名/発表者名
      呑海沙織,溝上智恵子,赤澤久弥
    • 総ページ数
      90
    • 出版者
      筑波大学出版会

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公開日: 2018-01-16  

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