研究課題/領域番号 |
23500297
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研究機関 | 独立行政法人大学評価・学位授与機構 |
研究代表者 |
土屋 俊 独立行政法人大学評価・学位授与機構, 研究開発部, 教授 (50155404)
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キーワード | 情報探索行動 |
研究概要 |
24年度においては、Think Aloud法によるプロトコル・データ収集を行なうことが主たる事業の目的として、収録したデータは、書き起こしが必要であるので、夏休みを利用して学生、大学院生を訓練ののち集中的に作業に当たらせることとしたが、データ構造の明確な定義が必要となり、背景的な調査を行なう必要があったことから、理論的調査およびサンプルによる評価実験を行なった。これらのデータと別途収録の映像データとの同期させた画像データを秋までに作成を作成するとともに、分析に際し必要な、マウストラックによって測定されたブラウザにおけるイベントと、プロトコルとして収録された言語データとの相関を明らかにすることを中心的な目的として、当該イベントがなぜ生じたかを明らかにするための記述言語の開発を行なった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
原資料となるデータの収集については、順調に量的に拡大している。ただし整理するための言語の開発が必要であることが判明して、そのための調査研究の必要は計画時においては予想しなかったものであるので、進捗は、半年ほど遅延していると判断せざるを得ない。25年度前半で所期の進捗に回復する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
25年度前半、当面のデータの整理を早急に実施するとともに、整理のための必要な言語の開発を終え、サンプルの記述を完成させる。 後半においては、理論的知見についての報告をおこない、再利用可能な形で資料を整理し、研究成果の一部とする。
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次年度の研究費の使用計画 |
進捗の促進をはかるために、当初の予定では必要とはしなかった計算資源、システムを導入することとする。あわせて、大学院生を謝金雇用して、データの整理にあたらせる。 成果について報告するために旅費を使用する。
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