研究課題
基盤研究(C)
大量の時空間履歴データを分析しようとする際の困難は、その履歴の多様性にある。本研究では、履歴群のもつ位相的構造や部分系列の構造を利用することで、履歴の遷移を確率モデルとして抽出する方法論を与えた。具体的には、マップ範囲をデータの位相構造に適合させて変形させる可変自己組織化法(Flexible SOM [FSOM])を開発し、そのマップ上で遷移として履歴を捉える方法などを与えた。得られた方法論は、流通や金融などでのサービス利用履歴や、レセプトなどの医療サービス履歴、都市空間中の移動履歴などの実データで検証し、その有効性を明らかとした。
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