次年度の研究費の使用計画 |
2012年度は、国際会議 COMPSTAT 2012(Cyprus)に参加し研究発表の後、Padova大学を訪問し、講演を行う。さらに、Professor Fortunato Pesarin、およびProfessor Luigi Salmasoと研究打合せを行う。その国際会議登録料、航空運賃および滞在費として900,000円を予定する。また、国内研究集会参加旅費として100,000円を予定する。これらの発表資料作成、および整理費用として100,000円を予定する。一方、本年度は凸性検定の用量反応曲線解析への応用のためのソフトを完成させる。元来、本研究で扱う2階マルコフ性を利用した計算プログラムは、メモリーの節約、計算時間の短縮に様々な工夫を要する。用量反応曲線解析では基礎の確率分布として2項分布を想定し、観測点が不等間隔である場合への対応を要するため、さらに高度な技術が要請される。その開発費として300,000円を予定する。次に、計算機関連消耗品費として100,000円を予定する。以上の総計は1,500,000円である。
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