研究課題
基盤研究(C)
加齢性記憶障害 (AMI) は老化現象の中でも重要な問題である。ショウジョウバエを用いて AMI の起こる原因を研究した結果、老化に伴ってピルビン酸カルボキシラーゼ (PC) が増加することを発見した。PC はニューロン活動を制御する D-セリンの生産を阻害し、これが AMI の原因であることを示した。第2の研究課題として睡眠の機構をハエを用いて遺伝学的に研究し、睡眠が Ca2+/カルモジュリン - シグナル伝達系によって制御されることを発見した。この伝達系は種々の生物活性を制御しており、睡眠がこの伝達系を通じて様々な生物活性の制御に与っている仕組みを示すものである。
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