マウス主嗅球の糸球体近傍ニューロン(JG neurons)解析を進めた。あるCa結合蛋白secretagogin (SCGN)陽性細胞は典型的なPG細胞であったが、別のSCGN細胞群は、突起が一つの糸球体から隣の糸球体へと延びていた。このグループは新たに見出されたタイプのJG neuronsと考え、transglomerular cellと命名した。一方transcription factors, Sp8及びTbx21については主嗅球の化学的ニューロンマーカーとの関係を検討し、 transcription factorsという視点からJG neurons群の多様性を更に明確にした。
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