研究課題
基盤研究(C)
視床下核はパーキンソン病の外科治療として広く行われている脳深部刺激療法のターゲット部位である。この部位特異的にbasic helix-loop-helix (bHLH)型転写因子であるOlig2を発現するアストロサイトが存在することを見出した。Olig2遺伝子をターゲットとしたトランスジェニックマウス(Olig2cre-GFP) を用いて片側パーキンソン病モデルマウスを作成すると、損傷側の視床下核の神経が過剰興奮し、それに応じてOlig-アストロサイトの形態がダイナミックに変化することが明らかになった。この事からパーキンソン病態下においてアストロサイトが神経活動を制する可能性が示された。
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J Neurochem
10.1111/jnc.12736
J Biol Chem
巻: 31; 289(5)(InPress) ページ: 2620-31
10.1074/jbc.M113.504787