研究課題
基盤研究(C)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因遺伝子SOD1を過剰発現するヒト胚性幹細胞を用いてALSモデル細胞を作製した。正常型、変異遺伝子に関わらずSOD1の過剰発現は、運動神経細胞やアストロサイトへの分化効率に影響しない。しかし、ある変異型SOD1遺伝子を発現している神経細胞の神経突起の長さを調べたところ、野生型や他の変異型遺伝子発現神経細胞と比べ有意に短くなっていることが分かった。この形態変化がALS発症・進行にどのように関与しているのかは、今後の課題である。
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10.1007/s13770-013-0019-y
Stem Cells Trans Med
巻: 1 ページ: 396-402
10.5966/sctm.2011-0061
10.1177/1087057110397888
http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/j/ppl/grp/nakatsuji.html
http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/j/pr/2012/05/09-nr.html