研究課題/領域番号 |
23500461
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
安田 浩樹 群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60294071)
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連携研究者 |
向井 秀幸 神戸大学, 大学院医学研究科, 准教授 (80252758)
児島 伸彦 東洋大学, 生命科学部, 教授 (80215251)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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キーワード | protein kinase N / 代謝型グルタミン酸受容体 / グルタミン酸トランスポーター / シナプス可塑性 / ストレス / 海馬 |
研究成果の概要 |
プロテインキナーゼPKN1はPKN1aノックアウトマウスの解析から、神経型グルタミン酸トランスポーター(EAAT3)を活性化することによってシナプス間隙や細胞外グルタミン酸濃度を低下させ、主に代謝型グルタミン酸受容体機能を正常化していることを明らかにした。不必要な代謝型グルタミン酸受容体依存性長期抑圧を抑制するとともに、動物がストレスを受けたときにグルタミン酸トランスポーターの活性が低下し、細胞外グルタミン酸濃度が上昇して神経の興奮性が上昇する現象に抑制的に働く。またPKN1は、先行刺激によるグルタミン酸シナプス伝達のプライミング現象を保護していることを見いだした。
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自由記述の分野 |
神経生理
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