研究課題
基盤研究(C)
GABA作動性ニューロンを蛍光タンパク質Venusで標識したトランスジェニックマウス(VGAT-Venusマウス)を用いて、扁桃体GABA作動性ニューロンの化学マーカー(特に神経ペプチド)による免疫組織化学的解析を行った。その結果、ソマトスタチン(SST)陽性および血管作動性小腸ペプチド(VIP)陽性神経終末様シグナルが扁桃体中心核に特に観察された。扁桃体中心核は扁桃体からの出力であり、SST、VIPは各GPCRを介して抑制性・興奮性シグナルを行うことが知られていることから、神経ペプチドにより恐怖記憶の消去機構に独自の調節を行っている可能性が示唆された。
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA
巻: 109(51) ページ: 21104-21109
Mol Cell Endocrinol
巻: 337 ページ: 36-42
http://genbehavneuro.dept.med.gunma-u.ac.jp/Yanagawa_Lab/Home.html