研究課題
基盤研究(C)
蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)を利用することで、骨格筋特異的に発現するタンパク質分解酵素であるカルパイン3の活性をモニターするセンサータンパク質の作出を試みた。センサータンパク質自体は細胞内で発現し、効率よくFRETを起こした。また、センサータンパク質のカルパイン3による切断もイムノブロットにより確認できた。しかし、生きた細胞内ではカルパイン3による切断を検出することは困難であった。一方、カルパイン3はリン酸化により酵素活性制御を受けていることが明らかになった。
骨格筋