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2012 年度 実施状況報告書

免疫不全ラットにおける移植および遺伝子治療モデル作製

研究課題

研究課題/領域番号 23500490
研究機関東京大学

研究代表者

濱仲 早苗  東京大学, 医科学研究所, 客員研究員 (40511415)

キーワードX-SCID
研究概要

平成23年度に作成したIL2rg KOラットの表現型と発現解析の結果から免疫不全であることが証明され、「X-SCIDマウス」とほぼ同様の表現型を示していたことが示された。
平成24年度は、平成23年度に行ったIL2rg KOラットが免疫不全を呈していたことを基に昨年に引き続き、異種動物の細胞、腫瘍などのin vivo culture を行った。その結果、皮下へのヒト腫瘍細胞、ヒトiPS細胞の生着を認めた。造血幹前駆細胞移植については、移植条件の検討中である。
また、X-SCIDラットを用いた遺伝子治療モデルの確立のためのIL2rg遺伝子のcDNA作成、ベクター構築を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

昨年に引き続き、異種動物の細胞、腫瘍などのin vivo culture を行った。
X-SCIDラットを用いた遺伝子治療モデルの確立のためのIL2rg遺伝子のcDNA作成、ベクター構築を行っている。

今後の研究の推進方策

1、異種動物の細胞のin vivo culture の可能性を検証するために、引き続き異種動物の細胞移植を行う。
2、X-SCIDラットを用いた遺伝子治療モデルの確立のためのIL2rg遺伝子のcDNA作成、ベクター構築、並びに遺伝子導入を行う。

次年度の研究費の使用計画

培養、試薬、動物購入、飼育維持、外部発表を行う

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] Distinct B-cell lineage commitment distinguishes adult bone marrow hematopoietic stem cells.2012

    • 著者名/発表者名
      Ghosn EE, Yamamoto R, Hamanaka S, Yang Y, Herzenberg LA, Nakauchi H, Herzenberg LA
    • 雑誌名

      Proc Natl Acad Sci U S A.

      巻: 3:109(4) ページ: 5394, 5398

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Development of an all-in-one inducible lentiviral vector for gene specific analysis of reprogramming.2012

    • 著者名/発表者名
      Yamaguchi T, Hamanaka S, Kamiya A, Okabe M, Kawarai M, Wakiyama Y, Umino A, Hayama T, Sato H, Lee YS, Kato-Itoh M, Masaki H, Kobayashi T, Yamazaki S, Nakauchi H.
    • 雑誌名

      PLoS One.

      巻: 7(7) ページ: -

    • DOI

      doi: 10.1371, e41007

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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