研究課題
基盤研究(C)
ジフテリア毒素受容体(DTR)を特定の細胞に発現させ、毒素投与によってその細胞を破壊するTRECK法は、疾患モデルマウス作製法としても再生移植研究のドナー細胞に利用するとしても非常に優れたツールである。しかし、このDTRが増殖因子であることが生体内で不具合をきたし、生体内でDTRを全身に発現させることは困難であった。本研究において、増殖因子活性を失った改良型DTRを用いて全身でDTRを発現させることに成功した。さらにこのマウスよりドナー細胞を分離し疾患モデルマウスに移植した後、生着したドナー細胞を毒素投与によって破壊してその効果を確認することが可能であることを証明した。
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