研究課題
基盤研究(C)
マウスにおける顕微授精技術はほぼ完成した技術といえるが、一次精母細胞の顕微授精は実用レベルに達していない。本研究では産仔効率がきわめて低率である一次精母細胞を用いた顕微授精の異常メカニズムを明らかにした。ライブセルイメージング技術を用いて、一次精母細胞顕微注入直後から卵子内の雌雄染色体の挙動について解析したところ、雌雄両染色体の分裂スピードが一致していないことが明らかとなった。さらに通常の受精卵では精子侵入後に卵子のヒストンアセチル化レベルが低下するところ、一次精母細胞顕微注入胚では高アセチルを維持している胚が多く観察され、ヒストンアセチル化の異常が卵子の発生を阻害している可能性が考えられた。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 16件) 学会発表 (9件) 備考 (2件)
Genes Cells
巻: 19 ページ: 13-27
Hum Mol Genet
巻: 23 ページ: 992-1001
Genes Dev
巻: 27 ページ: 1949-1958
Cell Stem Cell
巻: 12 ページ: 774-786
Biol Reprod88
巻: 141 ページ: 1-9
Biol Reprod 89
巻: 24 ページ: 1-6
J Reprod Dev
巻: 59 ページ: 231-237
巻: 11 ページ: 567-578
Proc Natl Acad Sci USA
巻: 109 ページ: 16934-16938
巻: 108 ページ: 20621-20626
Nature Commun
巻: 2 ページ: 472
10.1038/ncomms1478
Biochem Biophys Res Commun
巻: 410 ページ: 282-288
Nature
巻: 471 ページ: 504-507
巻: 57 ページ: 534-538
Stem Cells
巻: 29 ページ: 517-527
Biol. Reprod
巻: 84 ページ: 97-105
http://www.brc.riken.jp/lab/kougaku/index.html
http://www.riken.jp/