研究課題
基盤研究(C)
本研究では、メラノーマ細胞選択性を付与するためにコウジ酸構造を導入したホウ素クラスター化合物(CKA)の核内移行性の偶然の発見に基づき、メラノーマBNCT用薬剤としての評価を行った。CKAはメラノーマ選択的に取り込まれ、細胞内において核局在性を示すことを免責染色により確認した。メラノーマ担がんマウスにCKA/HP-β-CD複合体を腹腔内投与したところ、1時間後に高い腫瘍集積性を示した。実際に担がんマウスに投与1時間後に中性子照射を行ったところ、p-Boronophenylalanineと同等もしくはそれ以上の延命効果が見出され、核内集積性がBNCT効果に大きく寄与することが明らかとなった。
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