研究課題
基盤研究(C)
ラット咽頭喉頭・軟口蓋において、カプサイシン受容体(TRPV1)、高温度(52℃以上)のセンサー(TRPV2)、神経ペプチドであるgalaninの免疫染色を行った。TRPV1やgalaninを含む神経線維は粘膜固有層に多く、一部は上皮内にも侵入していた。TRPV1線維は咽頭鼻部や喉頭蓋粘膜で最も多く、galanin線維は咽頭喉頭部・喉頭蓋・軟口蓋粘膜でみられた。TRPV2線維の分布は一部を除いて不明であった。更にTRPV1線維は、主に迷走神経上神経節や舌咽神経節由来である事が判明した。また神経伝達物質輸送を阻害するコルヒチンを迷走神経及び上喉頭神経に注入しても明らかな嚥下障害は見られなかった。
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