研究課題
基盤研究(C)
MRI撮影により、指尖部pulpの構造と指尖部圧迫時におけるpulp変形が計測された。この結果を用いて、電動義手の骨格にpulp部を装着させて、物体把持における接触面積を計測した。その結果、pulpを装着することで接触面積の増加が確認され、把持性能の向上が期待された。指尖部pulpを搭載したヒト指尖部有限要素モデルを構築して、物体接触による変形を解析した。MRI計測と有限要素解析における指尖部変形はよく一致していた。これらの結果が電動義手に応用されれば,片手喪失の障害者にとって生活の質(Quality of Life: QOL)の向上につながり,さらに社会活動への積極性の増加が期待できる.
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日本機械学会論文集(C編)
巻: 79 巻, 801号 ページ: 1709-1717
http://www.mech.utsunomiya-u.ac.jp/shima/