研究課題
基盤研究(C)
本研究は、大学新入生を対象として運動習慣の形成が自律神経機能とメンタルヘルスへ及ぼす効果を明らかにすることを目的とした。入学前1年間に運動を習慣的に継続していた新入生は、入学後の生活環境に対する生体ストレス応答が少なく抑うつ傾向の変化は認められなかったが、運動習慣の未形成であった新入生は、生体ストレス応答の増大と抑うつ傾向の高進が認められた。新入生にとって運動習慣の形成は、生活のリズムを整えてメンタルヘルスを良好に保持し学業成績の向上にも重要であることが本研究により明らかとなった。
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北海道体育学研究
巻: 48 ページ: 17-23
北海道大学大学院教育学研究院紀要
巻: 118 ページ: 151-162
巻: 114 ページ: 123-135