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2013 年度 研究成果報告書

占領下オーストリアにおける学校体育に関する歴史的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23500685
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 身体教育学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

鈴木 明哲  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70252947)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード4ヶ国占領下 / オーストリア / 戦後 / 学校体育 / 歴史的研究 / 自然体育 / アメリカ / 体育館
研究概要

本研究はウィーンのオーストリア国立公文書館所蔵の史料を使い、第二次大戦後、オーストリアにおける学校体育の復興過程を分析した。特に1945年以降1955年まで、オーストリアが連合国による占領下にあったことを重要な分析視角に設定した。本研究では新たに、アメリカ占領軍政府がオーストリアの学校体育に自国由来の教育理論や体育実践、特にグループ学習のシステムやバスケットボールなど、を導入しようとしていた事実の存在が明らかとなった。また、戦後オーストリアにおける学校体育復興に関する別の重要な局面は、体育館付設数の少なさであり、オーストリア学校体育が長年にわたり抱えてきた慢性的な問題であることを指摘した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 1950年前後オーストリアにおける体育館付設状況と体育の授業-「自然体育」との関係を手がかりに-2013

    • 著者名/発表者名
      鈴木明哲
    • 学会等名
      教育史学会第57回大会
    • 発表場所
      福岡大学
    • 年月日
      2013-10-13
  • [学会発表] 占領下オーストリアにおけるアメリカの体育改革-"Erziehung"を中心に-2011

    • 著者名/発表者名
      鈴木明哲
    • 学会等名
      日本体育学会第62回大会
    • 発表場所
      鹿屋体育大学
    • 年月日
      2011-09-25

URL: 

公開日: 2015-07-16  

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