研究課題/領域番号 |
23500689
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
橋爪 和夫 富山大学, 人間発達科学部, 教授 (80189472)
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研究分担者 |
山地 啓司 立正大学, 法学部, その他 (50012571)
佐伯 聡史 富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (80361939)
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キーワード | 身体教育学 / 運動有能感 / セルフエフィカシー / モンゴル国 |
研究概要 |
本年度の研究実績の概要は以下の通りである。 1.調査内容 1)日本の小学校の調査 平成23年度から継続的に調査している富山県内のN小学校在籍の全児童(371名)を対象として、3年目の継続縦断調査を実施した。調査内容は、文部科学省新体力テスト、健康生活調査、運動有能感調査であった。2)モンゴル国の都市在住児童200名(ウランバートル第21学校)と地方在住児童303名(ウブルハンガイ県ブルド学校)の調査を行った。調査内容は、日本の児童と同じアンケート調査を行い、2年生と5年生には握力、50m走、立ち幅跳びの体力テストを実施した。 2.学会発表 1)研究協力者であるモンゴル健康科学大学のKhulgarTserenvandan講師と第61回日本教育医学会兼第15回日韓健康教育シンポジウム(韓国済州島)において、モンゴル国と日本の児童の生活習慣について発表した。2)研究協力者であるモンゴル健康科学大学のKhulgarTserenvandan講師と日本体育学会第64回大会(立命館大学)で日本とモンゴル国の児童の運動有能感について発表した。3)研究協力者であるモンゴル健康科学大学のKhulgarTserenvandan講師と第68回日本体力医学会大会(東京)において、モンゴル国と日本の児童の体力について発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
昨年度と同様である。日本の小学校の調査において、実技指導を直接行うことができず、担任教師に御願いした。 その他の調査については、当初の計画以上に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度はこれまでのデータの補完が計画であったが、ほぼ順調に進んでいるので、継続的縦断的データの集積に努める。 学会発表とともに、論文執筆の準備を進める。
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次年度の研究費の使用計画 |
物品費による残額である。 残額は次年度の物品費に組み込む。
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