研究課題/領域番号 |
23500693
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
海野 勇三 山口大学, 教育学部, 教授 (30151955)
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研究分担者 |
鐘ヶ江 淳一 近畿大学九州短期大学, 保育科, 教授 (90185918)
中島 憲子 中村学園大学, 教育学部, 准教授 (00301721)
黒川 哲也 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (50390258)
續木 智彦 西南学院大学, 人間科学部, 講師 (60468791)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | スポーツ・リテラシー / ジェンダー / 学びの履歴 / スポーツ観 |
研究概要 |
本研究は、スポーツ・リテラシー教育におけるジェンダー・ギャップの存在を確認することを目的に、日本、韓国および台湾の児童生徒を対象として、体育授業の学びの履歴に関する国際比較調査を試みた。その結果、①学習成果(達成度)―体育授業への有用さの認知―体育授業への愛好的態度で男女に有意な差が確認された、また、②女子児童生徒の学習への構え、とりわけ自覚的学習因子が男子に比べ有意に低かった、さらに、③教師の指導性の発揮の仕方如何がこれらを強く規定している実態、が明らかとなった。 これらの結果より、現行のスポーツ・リテラシー教育がジェンダーを再生産している可能性が示唆された。
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