研究概要 |
ロンドン五輪開催期に学術会議が開催され、以下の論文を公表した。"Pierce Egan’s Life in London (1821) and the People’s Memory of Sporting Enthusiasm”(The Institute of English Studies, University of London, Organised by: The Literary London Society, 4-6 July 2012)。上記は本研究に着想を与えた19世紀英国スポーツ史研究をテーマとするものであるが、それにより動機づけられた帝国主義、ナショナリズム研究の日英比較研究として、翌週、研究協力機関である、英国ドゥ・モンフォート大学ICSHC国際スポーツ史・文化研究所との共同提案により、日英比較スポーツ史シンポジウム、“Sport in Japan and Britain”, One-day Symposium,Organised by the International Centre for Sport History and Culture, (De Montfort University, Leicester, 9 July)の開催を企画・実施し、下記の研究報告を行った。"The History of Sport in Japan: the British Influence through Sport on Nationalism".なお、3月に、再度日本でのシンポジウム開催を企画していたが、英国の研究所と山口大学での開催日程において、当初の予定を変更せざるを得ない事情が生じたため、最終年度において本研究のまとめとなる国際セミナーの開催を通じて研究成果を報告できるよう企画中である。同時に複数の国際誌に関連論文の英文書評を掲載した。
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