研究課題/領域番号 |
23500745
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
舛本 直文 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (70145663)
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キーワード | ユースオリンピック大会 / オリンピック大会 / ロンドン大会 / 教育・文化プログラム / トランスナショナリズム |
研究概要 |
「本研究の目的」ユースオリンピック大会(YOG)が掲げているスポーツ競技と文化・教育の融合およびオリンピックの価値や異文化理解の促進という目的とオリンピック競技大会(OG)の本大会が掲げているスポーツを通した心身の調和のとれた全人教育と平和な世界の構築への寄与という目的の連接性について、実際のYOG大会とOG大会を調査研究し、新しいオリンピック文化創造の可能性について検証することである。なかでも、YOGとOGの競技プログラムの相互作用効果、教育・文化プログラムと平和運動に焦点を当て、その連接性を明らかにすることを主目的とする。 「平成24年度の実績」 主に2012インスブルッグ冬季YOG大会の分析・まとめを行い、2010年シンガポールYOGと協調した方向と特色を探った。また、2012年ロンドンOG大会の事前調査・現地調査を重点的に行った。 (1) 2012年インスブルック冬季YOG大会のデータ分析・まとめ、波及効果追跡研究を行った。(2) 2012年ロンドンOG大会の事前調査・現地調査・データ分析を行っている。(3) 2014年ソチ冬季OG大会の前年度として事前資料の収集・分析を行っている。(4) 2012年インスブルック冬季YOG大会の研究成果を内外の国際オリンピックシンポジウムで公表した。(5) 2012年「IOCオリンピックと文化・教育会議」に参加して、YOG・OGの情報収集を行った。 YOGの特徴である教育・文化プログラムの有効性とユニークな競技方式からYOGを通じたトランスナショナルな方向性について明らかにし、本大会OGへの敷衍の重要性について言及した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初より予定した計画通りに進行しているため。また、国際学会での報告も順調に進んでいるため。
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今後の研究の推進方策 |
(今後の推進方策)平成25年度は、2012年ロンドン大会の分析・まとめ、特に2014年ソチ冬季OG大会の事前調査・現地調査を主として行う。 (1) 2012年ロンドンOG大会のまとめ、波及効果追跡研究を行う。(2) 2014年ソチ冬季OG大会の資料収集分析・事前調査・現地調査を行う。(3) 2014年南京YOG大会の前年度として事前資料の収集・分析を行う。(4) 2012年ロンドンOG大会の研究成果のまとめを国際学会で公表する。 平成26年度は、2014年ソチ冬季YOG大会の分析と・まとめ、特に2014年南京YOG大会の事前調査・現地調査を主として行う。また、研究成果の総括的まとめ・国際学会発表に向けて準備を進める。 (1) 2014年ソチ冬季YOG大会のデータ分析・まとめ、波及効果追跡研究を行う。(2) 2014年南京YOG大会の事前調査・現地調査・まとめを行う。(3) 2014年南京YOG大会のデータ分析・まとめを行い、研究全体の総括を行う。(4) 2014年ソチ冬季YOG大会の研究成果のまとめを国際オリンピックシンポジウムで公表する。(5)2014年IOCオリンピックと文化・教育フォーラムに参加して、YOG・OGの情報収集を行う。(6)本申請研究全体の総括後、その研究成果を国際学会で発表するための準備を行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度は、物品費100,000円、ソチオリンピック冬季大会調査旅費450,000円、人件費・謝金100,000円、その他(観戦チケット等)150,000円、合計800,000円の予定である。
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