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2012 年度 実施状況報告書

特殊環境下における運動単位発射様式の解明-局所的血流制限下について-

研究課題

研究課題/領域番号 23500757
研究機関明治大学

研究代表者

水村 信二  明治大学, 文学部, 教授 (50267358)

キーワード局所的血流制限下 / 加圧 / 運動単位 / 発射様式
研究概要

本研究の目的は、局所的血流制限下における筋力発揮時の運動単位発射様式を、非侵襲的手法を用いて明らかにしようとするものである。
平成24年度においては、前半期において、上肢の屈筋(上腕二頭筋)を被験筋として、非加圧条件における随意的等尺性力発揮時の表面筋電気活動を非侵襲式運動単位解析システムを用いて記録・解析し、後半期においては、上肢の伸筋(上腕三頭筋)を被験筋として、簡易式加圧システムを用いて上肢起始部を加圧し、加圧前、加圧中及び加圧後における表面筋電気信号を非侵襲式運動単位解析システムにえ連続記録を試みる計画であった。しかしながら、平成24年度においても、平成23年度には完成予定とされていた上述の非侵襲式運動単位解析システムの解析結果の信頼性の検証がなされていなかったことから、当該年度においても本研究計画を推し進めることができなかった。
そこで、平成24年度においては、北米神経科学学会への参加と資料収集を実施した。北米神経科学学会においては、局所的血流制限下における運動単位発射様式に関する研究発表は見当たらなかったことから、本研究のオリジナリティーは未だ高いことが確認できた。しかしながら、運動単位発射様式の解析方法に関する研究報告はいくつかあり、そのうち、非侵襲方式を用いたものも見受けられた。
平成25年度においては早期に、採用すべき非侵襲式運動単位発射様式解析手法を決定し、少しでも計画の遅れを取り戻す予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究実績の概要にも述べたが、本研究計画の遂行のために必須な非侵襲式運動単位解析システムの開発および信頼性・妥当性の検証が遅れており、当初の研究計画よりも大幅に遅れることとなった。

今後の研究の推進方策

本研究計画遂行のために必須な非侵襲式運動単位解析システムの開発状況を見極め、必要であれば、解析手法の変更を考えている。

次年度の研究費の使用計画

非侵襲式運動単位解析システムの購入及び海外における研究資料の収集のために研究費を使用する。

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公開日: 2014-07-24  

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