研究課題
基盤研究(C)
グレリンの生活習慣病における運動療法補助療法としての有用性を明らかにするため以下の検討を行い成果を得た。健常人において中等度強度の運動中に血中グレリン濃度は有意に低下し、成長ホルモン値は有意に増加し、血中グレリン濃度と血中カテコラミン値は有意な負の相関を示した。2型糖尿病患者にグレリンを単回投与すると成長ホルモンの有意な上昇を認め、食後の血糖値やインスリン反応および食欲は生食投与時と比べて不変であった。2型糖尿病患者に2週間にわたりグレリン1.0 μg/kgを連日投与すると糖代謝には悪影響なく、糖尿病末梢神経障害の自覚症状や末梢神経伝導検査の有意な改善を認めた。
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