研究課題
基盤研究(C)
大学生の夜型のライフスタイルの蔓延は睡眠の質の低下をもたらすことで様々な健康問題を生んでいる。本研究は、大学生の身体活動レベルを定量的に評価し、昼間の眠気や客観的指標によって評価した睡眠・覚醒リズムや睡眠の質との関係を明らかにすることを目的とした。その結果、1)昼間の眠気の強さには性差があり、女子で男子より高かった。2)身体活動量がいくつかの客観的な睡眠変数と相関を示した。本研究の結果から、身体活動量の増加によって睡眠の質を高めることが示唆されるが、その改善のメカニズムには性差があるものと推察できる。これらの研究成果は大学生を対象とした健康教育のなかで有用に活用できるものと考えられる。
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大阪大学高等教育研究
巻: 2 ページ: 75-82
巻: 2 ページ: 82-92