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2014 年度 実績報告書

青年期の子どもを取り巻く環境と身長・体重の時系列的変化

研究課題

研究課題/領域番号 23500816
研究機関女子栄養大学

研究代表者

平田 裕美  女子栄養大学, 栄養学部, 准教授 (60401585)

研究分担者 小林 正子  女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (50262069) [辞退]
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード養育行動 / 青年期 / 養育協力 / 自己評価 / 人格形成 / 生活習慣 / 父親・母親
研究実績の概要

本研究では、青年期の子どもの円滑な心身の成長を促進させるには、どのような環境整備が必要なのかという問いに基づき、東日本に所在する大学生(265名)を調査協力者とし、①家族生活に関する項目に、父親、母親の養育行動、子育てにおける協力関係への認知、②心身に関する項目に、身体についての評価、身体や服装などと関連した社会的風潮の取り入れ、③対人関係に関する項目に、対人コミュニケーションを設定し、その因果関係を解明するとともに、人格類型との関連を検討した(香川栄養学園実験研究に関する倫理審査委員会の承認;倫委第317号)。結果、家族生活では、情緒や外向性、内向性において、特に目立った特徴のない、バランスの取れた人格に分類されたタイプは、情緒が不安定で、あまり活動的とは言えない、不都合なことが生じると内に閉じこもるタイプよりも、私の父親は母親と協力して、私を育ててくれていると考えていた。心身では、情緒が安定し、社会への適応性、リーダーシップ性を備えていると判断されたタイプは、特に目立った特徴のないタイプ、情緒と社会への適応性に不安定な側面が見られるタイプ、情緒が不安定で内向的なタイプよりも、自分の身体に肯定的な評価を示していた。対人コミュニケーションでは、情緒が安定し、社会への適応性、リーダーシップ性が高いタイプが最も他者の考えを正しく、かつ積極的に読み取ろうと考えていることが確認された。しかし、この調査では、情緒が安定し、順応性、客観性、堅実性は高いが、内向的な側面から他者との関わりに、やや受動的なタイプの人数が少なかったため、今後の課題として、調査協力者の人数比に留意しながら検討を進める。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Body image, parenting behaviors and desire to be thin derived from social and media norms are associated with personality types of Japanese males and female students.2015

    • 著者名/発表者名
      Hiromi Hirata
    • 学会等名
      New Zealand Psychological Society Annual Conference
    • 発表場所
      Hamilton,New Zealand
    • 年月日
      2015-08-28 – 2015-08-31

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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