• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実施状況報告書

特定健診未受診者の健康行動習慣および心理・環境因子に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23500847
研究機関順天堂大学

研究代表者

涌井 佐和子  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (00360959)

研究分担者 吉武 裕  鹿屋体育大学, その他部局等, 教授 (00136334)
萩 裕美子  東海大学, 体育学部, 教授 (20237902)
長島 未央子  鹿屋体育大学, その他部局等, 助教 (20457667)
キーワード特定健診 / 未受診 / 健康行動 / 心理・環境
研究概要

【目的】本研究の目的は、国保特定健康診査未受診者を対象として、特に「メタボリックシンドローム」予防と改善の観点からの健康行動習慣、および関連する心理・環境因子を明らかにすることである。【意義】本研究の特色は、特定健診の受診状況、受診ステージと健康行動習慣、ならびに関連する心理・環境因子を明らかにすることにより、地域の保健推進委員養成および住民主体型のポピュレーションアプローチに役立つデータを収集することにある。これらのデータ解析結果は、地域における健康増進活動にも有効な資料となり、活用可能である。【平成24年度の研究経過】1)回収した調査票のデータのコーディング、入力、エラー修正を行い、基礎的分析を行った。2)関連資料の収集を行った。3)健康行動とH22年の受診状況との関連について分析した。4)身体活動に関わる要因と受診状況との関連について分析した。5)3つの学会で発表し、近接領域の研究者とディスカションを行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

現在論文を執筆中であるが、主任研究者の所属機関変更に伴う研究デザイン修正、および鹿屋市からの要望により高齢者を対象とするための調査票項目の見直し(高齢者にも回答できる設問とする)などにより、分析デザインについて複数の観点で検討中である。現在論文1篇について投稿中である。

今後の研究の推進方策

平成25年度は、身体活動関連要因と受診状況との関連についての論文を完成させる。また、健康行動関連要因と受診状況については引き続き複数の学会で発表する予定である。年代による特徴がみられるので、年代差についても検討していく。

次年度の研究費の使用計画

平成25年度は、発表にあたっての共同研究者との打ち合わせや学会発表を行うため、その費用を「旅費」として、主任研究者および分担者に配分する。また、投稿料、報告書作成にかかわる費用については「その他」に計上する。新たな視点での多変量解析分析が必要となるので、ソフトの費用については「その他」に計上する。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 国保特定健康診査受診状況と運動・身体活動習慣に関わる要因との関連2012

    • 著者名/発表者名
      涌井佐和子,長島未央子,萩裕美子,東恩納玲代,吉武裕
    • 学会等名
      生涯スポーツ学会第14回大会
    • 発表場所
      広島経済大学:広島県広島市
    • 年月日
      20121027-20121028
  • [学会発表] 国保特定健康診査未受診者の生活習慣ならびに心理・行動的特徴―鹿屋市の事例―2012

    • 著者名/発表者名
      涌井佐和子,長島未央子,萩裕美子,東恩納玲代,吉武裕
    • 学会等名
      第67回日本体力医学会大会
    • 発表場所
      長良川国際会議場・都ホテル:岐阜県岐阜市
    • 年月日
      20120914-20120916
  • [学会発表] 国保特定健康診査の受診状況と体重管理および健康行動習慣との関連2012

    • 著者名/発表者名
      涌井佐和子,長島未央子,萩裕美子,東恩納玲代,吉武裕
    • 学会等名
      第63回日本体育学会
    • 発表場所
      東海大学:神奈川県秦野市
    • 年月日
      20120822-20120824

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi