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2011 年度 実施状況報告書

健康成人における血中ビタミンD濃度と身体活動量及び心肺体力との関連

研究課題

研究課題/領域番号 23500864
研究機関早稲田大学

研究代表者

曹 振波  早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (60571734)

研究分担者 樋口 満  早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (20192289)
田畑 泉  立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (20188402)
石見 佳子  独立行政法人国立健康・栄養研究所, その他部局等, 研究員 (50154159)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワード25(OH)D / ビタミンD / 最大酸素摂取量 / 筋力 / 身体活動量 / 体力 / 栄養 / 運動
研究概要

今年度は横断的な課題として、1)身体活動量及 びビタミンDの摂取量と血中25(OH)D 濃度との関連性を検討すること及び2)25[OH]D濃度と身体活動量及び健康関連体力との関連性を検討することを計画しました。この二つ課題を解明するためのデータ収集が既に完了しました。現在データ整理・分析を行っています。一部の成果は国際学会(20th ICSSS)にて発表されました。今年度の研究から得られた成果は、生活習慣病を予防するための健康関連体力の維持・向上にとって重要なエビデンスを提示することができると考えられます。身体活動量及びビタミンDの摂取量と血中 25(OH)D濃度との関連性を明らかにすること及び血中 25(OH)D濃度と心肺体力との関連性から至適血中25(OH)D濃度を検出することで、体力づくりに限らず、食事摂取基準を策定する際にビタミンDの必要量の設定やビタミンD不足を評価するカットオフ値の設定に貢献できると考えられます。よって、本研究課題の達成は社会的意義が極めて強いと考える。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

今年度は横断的な課題として、1)身体活動量及 びビタミンDの摂取量と血中25(OH)D 濃度との関連性を検討すること及び2)25[OH]D濃度と身体活動量及び健康関連体力との関連性を検討することを計画しました。この二つ課題を解明するためのデータ収集が既に完了しました。現在データ整理・分析を行っています。

今後の研究の推進方策

23年度の進行状況・結果を踏まえたうえで、24年度は計画とおりに一年間のビタミンDサプリメント摂取介入研究(ランダム化比較試験(RCT:Randomized Controlled Trial))を実行します。現在、ベースライン測定を行っている最中です。

次年度の研究費の使用計画

3年間の計画をトータルに考慮し、研究計画に沿って無駄なく使用します。物品費:560千円(ビタミンDサプリメント、プラセボ等)旅 費:100千円(23年度の成果を発表するための学会参加)人件費・謝金:940千円(被験者・測定補助等)その他:754.22千円(資料郵送費、血液検査委託費、簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ)等)

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Prediction of maximal oxygen uptake from a 3-minute walk, gender, age, and body composition2011

    • 著者名/発表者名
      Cao ZB, et al.
    • 雑誌名

      Journal of Physical Activity and Health

      巻: in press ページ: in press

    • 査読あり
  • [学会発表] 身体活動ガイドラインに基づく1日平均歩数の基準値の検討2011

    • 著者名/発表者名
      曹 振波
    • 学会等名
      日本体育学会第62回大会
    • 発表場所
      鹿屋体育大学
    • 年月日
      2011年9月26日

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公開日: 2013-07-10  

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