次年度の研究費の使用計画 |
まず、2012年度の研究費の残高については、2012年度の研究において採取した血液サンプルの分析が一部の項目において未実施であるためで、2013年度において凍結した血液サンプルを使用して実施する予定である。血液サンプルの分析が一部未実施になった理由は、測定結果をもとに測定項目について再検討していたためである。 2013年度の研究費の使用計画の内訳は、まず物品費として実験用動物、飼育用消耗品、試薬類、生化学実験用消耗品を予定している。実験用動物としてはウィスター系のオスラット40匹を購入するための予算として2,200円×40=88,000円を支出する。動物実験の飼育用試料としては20,000円を使用する。FGF23、オステオカルシンおよび副甲状腺ホルモン測定についてはELISA用の試薬キットが必要であり、各210,000円、110,000円および120,000円を予定している。その他、ラット麻酔用の試薬、解剖用器具、および生化学分析用のマイクロピペットのチップやマイクロチューブなどで69,469円を支出予定である。以上、物品費としてはすべて消耗品で617,469円を支出する予定である。 旅費としては、他の経費に使用する必要があるため当初の申請とは異なり、支出しない予定である。 人件費・謝金としては、実験の補助者に謝金を支払う費用として400,000円を支出予定である。 その他の項目としては、一部の血液検査を業者に業務委託する費用として、300,000円を予定している。この費用は当初の申請にはなかったが、2011年度の実験結果をうけて測定項目を見直し、一部外注による測定が適切であると判断したからである。また、2012年度の血液サンプルについても血液検査を業者に業務委託するので、2012年度の研究費の残高はこの費目で使用する。以上、合計1,317,469円の使用を予定している。
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